今日は久しぶりにマニア向けというよりは一般向け記事です。
先日ディズニー界隈を騒がせたお話。

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女性が思う痛い事堂々一位、男性が思う痛い事実質一位、という実情。
まぁ普通の世論としてはこうなりますよね。当然の結果だと思います。

一人ディズニーシー楽しすぎワロタwwwwww:ハムスター速報



ここ最近特にネット上ではいわゆる「ネタ化」してる一人ディズニー。ニコニコ大百科においてはエクストリームスポーツとして紹介される程のもんです。まぁ実際ネット上のこういった動きは世論がある程度ある中での反応とも言えます。やはり日本において舞浜は観光地。みんなで行ってわいわい盛り上がるか、デートで行く場所としての認識です。


しかし、ここで一つの提言でございます。
正直ネタで終わらすのはモッタイナイ!あえての一人ディズニーの提案です。
それも大真面目に。ガチでマジで。


実は上記のリンク先でもある程度そういった記述が見受けられますが、舞浜って場所は現在「一人ディズニー」人口が近年異常なスピードで増加しています。普段、一般のゲストが遊びに行ってもパークに夢中になってあまり周りを見ないものですが、最近はそれでも目につくくらいだと言っていいでしょう。2005年にOLCから4年間分の年間パスポート購入者の顧客情報が流出した、なんて事がありましたが、その際の件数は延べ12万人分。それが実数とはなりませんが、ある程度の数は確実にいました。当時は来園者限定配布などを駆使して年間入場者数のドーピングにも使われていた年間パスポートユーザーですが、今はそれすらも必要ないレベルにまで拡大しているようです。

ただ今日の提案は、今そういったパーク内でよく見るマニアックな「お一人様」になるべし、という話ではなく、もっと気楽に楽しもうぜ的ご提案でございます。その為にはやっぱりクリアするべき壁があります。

それは「舞浜=観光地」という認識の壁。

これを崩す魔法のアイテムは一つしかありません。そうだね、プロテインだね。違う。年間パスポートですね。これを持たないことには始まらない。要は「観光地」からパークを文字通り「近所の公園」並みの、気軽さをもって訪れることができる場所にしなければなりません。結局東京ディズニーランド及び、東京ディズニーシーは心の余裕がなければ楽しみ辛い場所になってきているということです。しかし、この魔法のアイテムはあの舞浜を訪れた際の妙な高揚感が色褪せてしまう副作用が発症する可能性が非常に高いです。それをご了承いただいた上でお付き合い頂きたい。

「いきなりハードルたけぇよ!」ってのが正直なところでしょう。地理的問題や金銭的問題もあるでしょう。
とりあえずここでは実現性は置いといてみてください。

実際問題、「一人でパークに行って何が楽しいんだ、どう遊べばいいんだ。」ってのが普通の考えですよね。このイメージも変えていかねばなりません。遊ぼうとしなくて良いのです。ブラブラと歩けばいいんです。具体的に言えばアトラクションなんて乗りません。究極です。一人ディズニーランドの楽しさはとことん脱力して、真にリゾートとして歩くことで見えてきます。気合を入れる必要は一切ありません。

アトラクション以外にも楽しみは沢山ある!と気付けばいいわけです。実際、一人でアトラクションにも乗ろうとすれば並ぶ時や体験時、どうしようとも独りを意識してしまうので楽しめる事はあまり無いと思います。余程好きにでもなれば話は別ですけどね。

気楽にパークを楽しむ。

例えば歩いているとふと出くわすことがあるアトモスフィアショーと呼ばれるバンド演奏やパフォーマー、アクターなどによる小規模のライブエンターテイメント。足をちょっととめて楽しむ事ができるので、とても気楽です。これがディズニーシーならビール等お酒を片手に観る事ができます。

大規模なショーやパレードも気軽に楽しみましょう。何時間前から場所取り?しません。混雑状況にも勿論因りますが、始まるちょっと前に立ち見でサクッと観てしまう。それも近づくより案外離れた方が観やすい場合もあったりするんですね。東京ディズニーランドのジュビレーションや東京ディズニーシーのファンタズミック!を力抜いて楽しむ、これが出来ると満足度は上がると思います。

食事もパークは片手で食べられるフードメニューが豊富です。BGMに耳を傾けながらベンチに座って食べるだけでも良いでしょう。東京ディズニーランドや東京ディズニーシーでこんな食べ物があったのか!って発見をしながらパークをまわるのも、普段訪れる時より贅沢な時間となるはずです。お酒好きの人なら東京ディズニーシーのラウンジでゆっくりするのも良いかもしれません。日本一のテーマパークにいるとは到底思えない体験ができるはずです。

一人でパークを巡る…ネタにせずに真面目に飛び込んでみるときっと新しい世界が見えてくるはずです。





というわけで、今日は一般人向けの記事に見せかけたマニア向けの記事でした。そもそもこのページにマニアの方以外はまず来ませんよね。知ってます。

今日書いた楽しみ方は完全に自分が一人で行った際の楽しみ方例ですね。気楽にインパーク、行きたいと思った時こそ舞浜日和。これがある意味モットーみたいなものなので、いかに身軽に、計画を立てずに遊ぶかに重点置いてる気がします。

マニアの一人インパークも楽しみ方がかなり増えましたね。ブログの発達以降、発信がしやすくなってからというもの舞浜カメラ人口が爆発的に増えた。YouTubeなどのサービスと大容量時代になってから三脚禁止まではビデオ人口も多かったですけどね。地蔵と呼ばれるショーやパレードの為にも何時間も前からベストポジションで待つショーパレ派、あるいはキャラクターやダンサーを追っかけてる人々も上記の属性を携えて更に強化されました。

しかしここ数年、それまでの居合わせた人達だけでコミュニケーションを取っていた過去に比べて、SNSやTwitter発達もあって、一人インパークはだいぶ孤独なものから遠いイメージになってきたようです。舞浜という共通の「聖地」に集い、共有することでどんどん新しい楽しみ方が出来つつあるようです。一般のゲストが抱く、異様・異質な光景も無い事は無いですが(むしろ局所的には加熱してるかな)、そうでない一面も見せるようになってきたのはおもしろい展開。そもそも人口が増えてますからね。それだけ出会う回数も多くなってきてるわけです。またそれが度を超えた“群れ”など問題も作っているんじゃないかという懸念もありますが、どっちみち興味深い。

世論の一人でパークに行く事に対するイメージはまず変わらないでしょう。ネタとして続いていくことでしょう。でもネタでも何でもパークの新しい魅力を再発見するきっかけになったら、それはそれで良いんでしょうね。この先一人インパーク文化はどこへ向かうのでしょうか。